気をつけておきたい『梅雨とピアノ』

6月になり、雨の日が多くなってきましたね。

これからの時期のピアノの管理について、悩む方も多いのではないでしょうか?

快適にピアノ生活を楽しむために、気を付けておきたいポイントをご紹介します。

 

ピアノは温度・湿度の変化の影響を受けやすい楽器

ピアノには、木・フェルト・皮・布・金属など、さまざまな素材が使われています。

湿度が高い時期は、中の木材やフェルトが湿気を吸って膨張します。

その結果、鍵盤の動きが悪くなる・鍵盤が落ちたまま上がってこない・音が鳴らない などの症状が起きることがあります。

それらは、調律師が調整することで解消します。

 

ピアノにとって最適の環境

ピアノを置いている部屋の湿度は、およそ50%前後に保つのが最適です。

大幅に超えているようであれば、除湿器を設置することで前述のような不具合が起きにくくなります。

また、ピアノ内部や背面のカビなども防ぐことができます。

 

人が過ごしやすい環境が、ピアノにとってもちょうど良い環境です。

湿度計だけでなく、ご自身の感覚も頼りにしてみてください。

 

気になることは、調律師へ気軽に相談を

梅雨の時期に限らず、ピアノについて気になることがあれば気軽に調律師に相談してみましょう。

また、ピアノは定期的にメンテナンスすることで、長く楽しんで頂ける楽器です。

常にベストな状態のピアノで演奏を楽しんで頂けるよう、年に1~2回の定期調律をおすすめします。

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