ピアノ選びのポイント!～アコースティックピアノと電子ピアノの違い～(中古ピアノプレミアムショップ甲子園/西宮)

2023年10月20日 2024年9月3日

新響楽器甲子園店

ピアノを購入するとき、「電子ピアノと普通のピアノ、どちらが良いの?」と多くの方が悩まれていることと思います。普通のピアノとは「アコースティックピアノ」または「生ピアノ」とも呼ばれ約200年前からあるピアノのことです。電子ピアノは、ピアノの代替品として約50年前に発表された比較的新しい楽器です。

では、アコースティックピアノと電子ピアノの違いは何でしょうか?
今回は、一般的な違いである「音」についてご説明します。
まずは、発音原理からご説明します。
アコースティックピアノは「ハンマー」という部品で弦を叩き、その響きを響板へと伝え、楽器全体が共鳴体となり豊かで複雑な響きが生まれます。
電子ピアノは、デジタル録音されたサウンドデータを音源とし、鍵盤の動きをセンサーが感知し、その動きに合わせスピーカーから発音させます。
このように発音原理が異なることで大きな違いが生まれます。

それは「表現する」ことです。

アコースティックピアノは、自然な音色と音の広がりが特徴で、タッチにより音色や音質が多彩に変化するので様々な演奏表現が可能となります。
電子ピアノは、音源とスピーカーの特性によって音色、音質は異なりますが、鍵盤を弾く強さや速さが同じなら発音される音色も同じで演奏表現にも限界があります。

『最初は電子ピアノでレッスンを始めたいのですが、アコースティックピアノと電子ピアノでは上達に違いがありますか?』
こんな質問を頂いたことがあります。
→最初にご説明したようにアコースティックピアノと電子ピアノでは音の出る仕組みが違います。
表現力豊かな楽器で演奏することで、自分のイメージする音楽表現をすることが出来るのがアコースティックピアノです。最初からアコースティックピアノに慣れておくことが上達への一番の近道となります!

ピアノは「弾く」だけじゃなく、「表現」するための楽器です。

アコースティックピアノは、「大きくて高価なもの」というイメージをお持ちの方もおられることと思います。電子ピアノとくらべると幅6㎝程度、奥行5㎝程度のサイズアップとなります。また、リーズナブルで良質な中古ピアノも多数あり、とても人気があります。メンテナンスされた中古ピアノは、新品同様に耐久年数も高く、末永くお使用いただけることも魅力の一つです。

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ぜひ一台一台の音をご自身の耳で実感下さい♬

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